Q&A

個別の栄養素に関して

どこで製造されていますか?

日本国内のGMP(製造工程管理基準)認定工場で製造しています。
(2018年3月2日)

タブレットの葉酸とどう違うのですか?

タブレットはコストは低いものの使用添加物の量と種類が多くなります。葉酸は水溶性(水に溶ける)ビタミンで、原料の形態は粉末で、カプセルの形態としてはハードカプセルかタブレットの2つの選択肢があります。ハードカプセルの場合はカプセルへの内容物の充填時に粉末の流動性を高める添加物のみの使用で製剤が可能である一方、タブレットの場合はかさを増したり(賦形剤)や錠剤に固めたり(凝固剤)といった添加物が必要になります。
(2018年3月2日)

タブレットのビタミンDとどう違うのですか?

そもそも、ビタミンDは脂溶性(油に溶ける)ビタミンです。そのため、当製品では魚油に溶かしてソフトカプセルにしています。そのほうが自然な形態であり、吸収に優れていると考えています。一方、タブレットタイプは、ビタミンDを乳化剤を使って粉末にし、賦形剤や凝固剤を使ってタブレットに固めています。大量に製造した場合、コストを抑えることができるというメリットがありますが、乳化剤や賦形剤、凝固剤などの添加物を使わなければならないこと、胃酸により吸収率が低下することがあるというデメリットがあります。
(2018年3月2日、2019年12月10日更新)

ヨウ素(ヨード)は含まれていますか?

いずれの製品にもヨウ素は配合しておりません。ただし、MVMにはカルシウムやマグネシウムの原料(サンゴカルシウム)に含まれています。成分分析を行ったところ1日推奨量(8カプセル)あたり5.488μgで、全く問題ないレベルであることを検証しています。
詳しくは安全性について(ヨウ素の含有について)をご覧ください。
(2018年3月2日)

ビタミンDは活性型ビタミンDでしょうか?

当社製品のビタミンDは活性型ビタミンではなく、ビタミンD3(コレカルシフェロール)です。
ビタミンD3と活性型ビタミンDとの関係は以下の通りです。
ビタミンD3は魚介類や卵などの動物性食品に含まれ、また、紫外線を浴びることで体内でコレステロールからつくられています。そして、ビタミンD3は肝臓で25(OH)D3に代謝され、その後、腎臓で1,25(OH)2D3に代謝され、活性型になります。つまり、体内でつくられたり、食品やサプリメントで摂取されたりしたビタミンD3は、体内で活性型ビタミンDに変換され、その作用を発揮するようになります。
通常、サプリメントにはビタミンD3が使用されており、日本国内で活性型ビタミンDを使ったサプリメントは存在しません。
(2017年4月19日)

授乳中もウィメンズマルチを摂るのがよいのでしょうか?

ウィメンズマルチの特長は、妊娠や出産に際して最適な設計がなされていることです。成分内容の特長の一つとして、鉄分が配合されていることです。ところが、母乳には人工乳ほどに鉄分が含まれていません。ですから、「よいお乳のために」という目的であれば、ウィメンズマルチではなく、普通の市販のマルチビタミンミネラルで十分かと思います。

ただし、産後も鉄分が不足するケースは少なくありません。もしも、ご自身のための鉄分補給という目的もおありなのであれば、ウィメンズマルチがベターであることは言うまでもありません。
(2014年3月18日、2023年8月26日更新)

ホルモンに影響するサプリメントはありますか。

当社製品には、ホルモン環境に影響を及ぼす可能性のある、イソフラボンなどのエストロゲン様物質などは、一切、配合しておりません。
(2014年1月27日)

ヘム鉄の原材料には何が使われているのですか。

ヘム鉄の原料は豚の赤血球を使っています。
(2014年1月22日)

甲状腺のお薬「チラージン」を服用していますが、鉄剤はチラージンの吸収を阻害すると聞きました。

チラージンと鉄剤を併用される場合は、同時にお摂りになることは避けて、服用される間隔をできるあけてお摂りいただくのが望ましいとされています。

ただ、ウィメンズマルチやヘム鉄で使用している鉄の原料は「ヘム鉄」で、一般的な「鉄剤」とは構造が異なるため影響がないとも考えられます。ただ、念のためということで、出来るだけ間隔あけてお摂りいただくのが無難かと思います。
(2023年8月26日)

他社の製品に比べて、1日に飲むカプセルの量が多いのはなぜですか?

ウィメンズマルチやメンズマルチは1日6カプセルと、確かにたくさんのカプセルやタブレットをお摂りいただいています。

理由は、体内で利用されやすい、食べ物に近いかたちの原料を優先して使用しているからです。食べ物に近いかたちの原料は、合成原料に比べてかさばります。

合成原料の場合は原料に占める栄養成分はほぼ100%です。それに対して、天然原料の場合は原料に占める栄養成分の割合は多くても10%、少なければ1%という原料もあります。原料に占める栄養成分の割合が100%合成の原料100mgであれば、原料も100mgです。ところが、原料に占める栄養成分の割合が10%であれば、原料はその10倍の1000mg必要になるわけです。

たとえば、ウィメンズマルチに配合されているヘム鉄は原料に占める栄養成分は2%ですから、ヘム鉄を6mg配合するためには原料を300mgも配合する必要があります。

このように天然原料の場合は合成原料に比べて、摂取量は10~100倍になってしまうので、1日の摂取量も当然ながら、たくさんのカプセルやタブレットをお摂りいただくことになるわけです。

私たちは、たくさん摂っていただかなければらないというデメリットがあっても、人間の消化器官との親和性が高いことから、体内利用率が高く、また、製造工程で不要な化学物質が混入する可能性が著しく低い天然原料にこだわりたいと考えています。

何卒、ご理解いただければと思います。
(2013年5月30日、2025年12月2日更新)

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