Q&A

製品について

MVMに含まれているビタミンEはd-α-トコフェロールですか?

MVMではビタミンEをビタミンE含有植物油を原料として使用し、8カプセルあたり150mg配合していますが、そのうち、67〜73%がd-α-トコフェロールで、100mgを規格化しています。また、ビタミンEはd-α-トコフェロールを含む8つの成分の複合体であることから、d-α-トコフェロール以外の7つの成分も含まれておりますが、ビタミンEで最も活性が高いd-α-トコフェロールのみを規格化しています。(2018年5月14日)

天然の葉酸(ポリグルタミン酸型)がありますがどちらがよいのでしょうか?

ポリグルタミン酸型葉酸は食品中に含まれる葉酸の形態です。それに対して、モノグルタミン酸型葉酸は工業的に合成し、製造されている形態です。ポリグルタミン酸型葉酸は、食べた後、消化、分解され、モノグルタミン酸型の葉酸になった後、小腸から吸収されます。そのため、体内での利用効率はモノグルタミン酸と比べ、50%とされています。

このようにポリグルタミン酸型葉酸の利用効率の低さが食事だけでは葉酸が不足しやすい原因の1つになっています。そのためにサプリメントに使われているのは利用効率の高いモノグルタミン酸型です。厚労省が推奨している1日400μgという摂取量もモノグルタミン酸型葉酸の量で設定されています。

一方、ポリグルタミン酸型葉酸のサプリメントも存在しているようですが、どちらがよいのかは一概には言えないと思います。

ポリグルタミン酸型は食品から抽出しなければならないので、高い技術が要求されることから、比較的、コストが高くなるはずですし、摂取量もモノグルタミン酸型の2倍の800μgが必要になります。また、現時点ではポリグルタミン酸型葉酸の原料はアメリカ製のものしかありません。

結論としましては、ポリグルタミン酸型葉酸は体内利用効率が低いため、モノグルタミン酸型葉酸をサプリメントで補充するわけで、それを、わざわざ、天然という理由だけで、コストをかけて、ポリグルタミン酸型葉酸を2倍量を補充する合理的な理由は見当たらないと考えています。

よって、当社製品ではモノグルタミン酸型葉酸、或いは、モノグルタミン酸型葉酸を酵母に取り込ませた葉酸含有酵母を採用しています。栄養素の基礎知識の「葉酸」をご参考にしていただければと思います。(2018年4月13日)

ヘム鉄の原材料は豚由来ですが抗生物質等の検査はされているのですか。

残留抗生剤の試験は日本にて、原料、及び、最終製造品にて実施しています。
(2014年1月22日)

ヨウ素(ヨード)は含まれていますか?

いずれの製品にもヨウ素は配合しておりません。ただし、MVMにはカルシウムやマグネシウムの原料(サンゴカルシウム)に含まれています。成分分析を行ったところ1日推奨量(8カプセル)あたり5.488μgで、全く問題ないレベルであることを検証しています。
詳しくは安全性について(ヨウ素の含有について)をご覧ください。
(2018年3月2日)

オメガ3脂肪酸は魚油が原料ですが水銀汚染が心配です

EPAやDHAの原料にはペルーにて水揚げされたイワシを日本で精製した魚油を使用していますが、水銀をはじめとする重金属は残留していません。
(2018年3月2日)

ビタミンDは活性型ビタミンDでしょうか?

当社製品のビタミンDは活性型ビタミンではなく、ビタミンD3(コレカルシフェロール)です。
ビタミンD3と活性型ビタミンDとの関係は以下の通りです。
ビタミンD3は魚介類や卵などの動物性食品に含まれ、また、紫外線を浴びることで体内でコレステロールからつくられています。そして、ビタミンD3は肝臓で25(OH)D3に代謝され、その後、腎臓で1,25(OH)2D3に代謝され、活性型になります。つまり、体内でつくられたり、食品やサプリメントで摂取されたりしたビタミンD3は、体内で活性型ビタミンDに変換され、その作用を発揮するようになります。
通常、サプリメントにはビタミンD3が使用されており、日本国内で活性型ビタミンDを使ったサプリメントは存在しません。
(2017年4月19日)

ヘム鉄の原材料には何が使われているのですか。

ヘム鉄の原料は豚の赤血球を使っています。
(2014年1月22日)

ビタミンCだけ合成原料を使っているのはなぜですか?

私たちは、やむをえない場合を除き、原料は天然の食物由来原料を使用しています。

マルチビタミンミネラルフォーウィメンでは、葉酸とビタミンCを配合しています。葉酸は、非常に不安定な栄養素で、酸やアルカリ、酸素、光、熱などによって、簡単に安定性を失い、壊れてしまいます。マルチビタミンミネラルフォーウィメンの設計者の分析では、酸(ビタミンC)と一緒に配合することで、葉酸が損失してしまうことが分かっています。

そのため、そのまま一緒に配合してしまうと、製造後、時間がたてばたつほど、葉酸の量が減少してしまうわけです。

そこで、そのような損失を避けるためにビタミンCをコーティングした原料を使用することにしました。ただし、コーティングされたビタミンCは合成原料しか存在しないため、大切な葉酸を保護するために、やむなく合成原料を使用したというわけです。
(2013年5月30日)

妊娠中はビタミンAの過剰摂取に注意するように言われたのですが大丈夫でしょうか?

マルチビタミンミネラル・フォーウィメンにはビタミンAは配合しておりませんので、ご安心ください。その代り、体内で必要とされる分量だけがビタミンAに変化するベータカロテンを配合しています。
(2013年5月30日)

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