10月17日から21日までボルチモアで今年のアメリカ生殖医学会が開催されました。世界の生殖医療の基礎研究や臨床に携わるドクターや研究者が集い、日頃の研究成果が発表されますので、「最新」で、「最先端」の情報が得られる機会です。

そこで、大変興味深い研究発表がありました。アメリカのハーバード大学の研究で、食事からのコエンザイムQ10の摂取量と精液検査の結果との関係を調べるというものです。

結果は食事からのコエンザイムQ10の摂取量と精液検査結果は関連しなかったというものなのですが、興味深かったのは「食事からどれくらいのコエンザイムQ10が摂取されているのか」です。

対象者は不妊治療を受けているカップルの男性パートナー155名だったのですが、平均摂取量は1日に7.1mgで、コエンザイムQ10の摂取量で4つのグループにわけたところ、最も少なかったグループで1日あたり1.45〜4.63mg、次が4.80〜6.36、その次が6.56〜8.83mg、そして、最も多かったグループで8.99〜20.15mgでした。

コエンザイムQ10は、主に肉類に含まれていますので、日本人男性の食事からのコエンザイムQ10はもっと少ないと考えられます。

一方、当社の男性用サプリメント「SOサポートⅡ」に配合しているのは還元型コエンザイムQ10が1日量で150mgで、被験者のアメリカ人男性の食事からの平均摂取量の21倍です。

到底、食事から摂るのは不可能なレベルなわけです。

これまでSOサポートⅡを用いた臨床試験で精子濃度や運動率が改善されたとのデータが得られています。

サプリメントの本来の役割は、妊娠、出産に必要とされる栄養素が不足しないように、普段の食事を補完することです。特に、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素は体内でつくることができないため「食べて」摂取するしかありません。そのため、食事内容が偏ってしまうと不足する栄養素が出てきて、妊娠、出産の障害になってしまうリスクが高くなってしまいます。

ですから、まずは、偏りなく食べることに取り組むべきなのですが、それは微量栄養素で言えることであり、コエンザイムQ10のような機能性食品は男性にとっては、サプリメントで補充することによってでしか得られないメリットがあるということになります。