ベイビー&ミーフォーウィメンの配合内容の改訂にあたり、以下の4つをテーマとしました。

1)ビタミンB群のバランスの見直し 2)ビタミンD3の増量 3)カルシウム・マグネシウムの増量 4)使用添加物量の減量

今回は、「ビタミンD3の増量」についてご説明いたします。

(2)ビタミンD3の増量

ビタミンD3を10mgから15mgに増量しました。

【背景として】

◎妊娠や周産期の予後との関係   妊婦の血中ビタミンD濃度は、新生児の体重や妊娠期間に影響を及ぼすことが示唆されています。

妊婦のビタミンD欠乏は、子の低出生体重児やSGA性低身長症、低カルシウム症、てんかん、発育障害、骨格の障害、くる病、低骨密度のリスクを高めます。 さらには、1型糖尿病やぜんそく、アトピー、統合失調症の発症リスクを高めるとの報告もあります。

また、妊娠中のビタミンD欠乏は、子癇前症や妊娠糖尿病、帝王切開のリスクを高めることを示唆する報告があります。

◎不妊治療の治療成績の関係

体外受精を受けている女性の血中及び卵胞液中のビタミンD濃度は、妊娠率と強い相関関係を示しています。

卵胞液中のビタミンD濃度が1ナノモル増える毎に、臨床妊娠率が2.4%高くなったとの報告があります。

また、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性60 人を対象とした試験で、3ヶ月間のメトフォルミンの投与にカルシウムとビタミンDのサプリメントを併用したほうが、メトフォルミン単独投与に比べて排卵率が有意に高かったとの報告があります。