亜鉛をリニューアルしました。
リニューアル内容については、既にご案内の通りですが、ここでは、なぜそのようなリニューアルすることに至ったのか、ご説明させていただきます。

まず、配合内容ですが、亜鉛の配合量を10mgから15mgに増量し、銅の配合を中止しました。

これは、生殖医療専門医のドクターからのご要望によるものです。亜鉛は多くの酵素のパートしてさまざまな生理機能に関与しています。その中でもDNA・RNAポリメラーゼというDNAの複製やDNAの情報をRNAに転写する酵素があり、亜鉛が不足すると細胞分裂に支障をきたしてしまうリスクが高くなります。そのため、男性では精子をつくる働きが低下したり、女性では卵や胚の成育障害や着床障害、流産のリスクが高まったりします。そんなことから、亜鉛不足が疑われる患者さんに補充してもらう場合、1カプセルに10mgでは少ないとの指摘を受けていました。

また、銅は亜鉛と拮抗する作用、すなわち、亜鉛が過剰になると銅の吸収が妨げられ、反対に銅が過剰になると亜鉛の吸収が妨げられる関係にあるため、亜鉛と銅の摂取比率を維持する目的で銅を配合していました。ところが、1日に15mgの亜鉛をサプリメントで補充したからといって銅の吸収されにくくなることはないことが研究で明らかにされていること、また、銅が過剰で亜鉛が不足している方にとっては銅も一緒に補充することは避けるべきであることから、銅の配合を中止しました。

次にビタミンCを新たに配合しました。

これは、亜鉛の吸収を助ける働きがビタミンCにあるからです。そして、ビタミンCを配合することでカプセルの隙間を埋め、添加物の量を大幅に減らすこともでき、まさに、一石二鳥になっています。

以上が今回のリニューアルに至った経緯です。このリニューアルによって、性能と品質が大きく向上したと自負しております。

最後に、亜鉛が不足しているかどうかを正確に知ることは難しいとされています。1日に15mgであれば不足を補い、かつ、たとえ、不足していなくても過剰になるようなレベルでがありませんので、予防的、かつ、自己判断で補充されてもよいと思います。

ただし、MVMには15mg、AODには30mg配合していますので、MVMやAODをご利用になられている方は、別途、補充する必要はありません。

(細川)