先日、あるお客さまから「葉酸+B6・B12を購入したのですが、これって、無添加じゃなかったんですね?」とのお電話でのお問い合せがありました。

クレームっていうわけではなかったのですが、妊娠を望まれているので、安全な葉酸のサプリメントを摂りたいということで、当社の葉酸をお選びいただき、ご購入いただいたのですが、その際に、「てっきり、無添加だとばかり思っていた」とのこと。

私としては、「えっ?」と、虚を突かれた感じで返答に窮したのですが、「あっ、はい。もちろん、無添加ではありません。添加物を使っています。」とお答えし、続けて、「そもそも、カプセルやタブレットのサプリメントは添加物なしではつくれないんですよ。」ということをその理由とともにご説明させていただいたところ、お客さまも「そうですよね。」とご理解いただき、ほっとして、なぜ無添加とかん違いしたいのか尋ねてみました。

そうすると、「無添加」の葉酸サプリメントのサイトを見ていて、最初、そのサプリメントと当社のサプリメントと、どちらを選ぶのか、少し迷ったので、「無添加」が頭に残っていたのだろうとのこと。

で、その葉酸サプリメントの名前をお教えいただいて、サイトをみたところ、確かに「無添加」とあるじゃないですか!

形状がタブレット(錠剤)の葉酸サプリメントなので、無添加で出来るはずがありません。そこで、そのサイトをよくみてみると、なんと!無添加の後に小さな字で、「着色料、甘味料」とあるではないですか!

なるほど!、要するに、着色料や甘味料は無添加です(使っていません)よ、と。

いやいや、葉酸のサプリメントに、そもそも、着色料や甘味料は必要ないでしょう。キャンディーじゃあないんですからね。でも、決して、ウソではないんですね。ウソではないんですが、まるで、添加物を一切使っていないかのようにかん違いしてしまうわけで、そのような意図がすけて見えます、です。

お客さまも、「なるほど、そういうことだったんですね。」ということで、一件落着となった次第でした。

でも、かん違いして購入されて、あとでそのからくりに気づいたら、だまされたとまではいかなくても、もしも、いい製品であったとしても、お客さまには、後味の悪い思いをさせてしまうことになるでしょう。

“売り”に走ると、どうなるかということを教えてくれる出来事でした。

さて、改めて、カプセルやタブレットのサプリメントは無添加ではつくれません。まずは、ミリグラムやマイクログラム単位の「極々小さな」栄養素をだけでは少な過ぎて、タブレットやカプセルはすかすかでなにかですきまを埋めなければなりません。賦形剤が必要になります。

また、タブレットの場合は錠剤に固めるために結合剤が必要になりますし、そのままではざらざらして飲みにくいので、コーティング剤もいります。一方、カプセルでは、機械で内容物をスムースに流し込むために粉の流動性を高める添加物が必要になるからです。

これらは絶対に必要で、なければ製造に支障をきたしてしまったり、サプリメントとしての体を成しません。

そのため、安全で、安心できるサプリメントをつくるには、まずは、絶対に必要な添加物だけにすること。そして、葉酸+B6・B12の場合は、すきまを埋める賦形剤には、摂取してプラスになる“添加物”として、カルシウムやマグネシウムを使っています。また、その他にどうしても必要な添加物には食物繊維やパーム油などを原料とする、安全性が検証されている添加物を選んで使用しています。

たとえば、賦形剤によく使われる「乳糖」は、日本人には乳糖不耐症の方が多く、乳糖を摂るとお腹がごろごろしたり、下痢をしたりする恐れがあるので使用していません。また、合成添加物として使用が認められているものでも、加工でんぷんのように、多少なりとも安全性に「?」がつくようなものも使用を避けています。

やはり、妊娠の可能性のある時期、妊娠中にお使いいただくことを前提としたサプリメントですので、安心してお使いいただける製品であることにこだわらなければなりません。