製品側に問題があるケースのその1、「添加物」の問題です。

添加物というと、おそらくは、”何となく悪い”イメージを抱いていて、出来れば摂らないほうがいいと思ってはいると思います。

反対に無添加には”何となくよさげ”なイメージがあると思います。

ところが、添加物が具体的にどのように悪いのか、それほど知られていないように思います。

 

実は、医薬品では錠剤のほとんどは添加物です。薬そのものの成分なんて何ミリグラム単位なわけですから、ほんのちょびっとで錠剤にするには添加物で増量する必要があるというわけです。

ただし、医薬品では添加物はそれほど問題にはなりません。

なぜなら、医薬品は危急の場合、要するに飲まなければ堪え難い苦痛に苛まれるとか、生命が危機にさらされるとかの場合に摂るもので、まずは、長期間飲み続けるというものではありません。また、医薬品では使用添加物の安全性についても厳格に規制されています。

ところが、サプリメントは医薬品とは違い、長期間に渡り摂り続けるものです。また、規格や製造については何の規制もありません。

サプリメントの添加物が問題になり得る理由です。

さて、サプリメントで使う食品添加物は厚生労働省が使用を認めています。

ただし、だからといって、安全性が保障されているわけではありません。なぜなら、それまで知られていなかったリスクがあることが発覚し、使用禁止になる添加物があったり、安全かどうかの判断基準が国や地域によって異なることは珍しいことではありません。

また、複数の添加物を摂った場合の安全性まで検証することは困難です。

実際にビタミンC(アスコルビン酸)と安息酸ナトリウムが一緒になると有害物質であるベンゼンが発生する可能性があると言われています。

一方、最近、妊娠中に摂取していた葉酸のサプリメントの添加物が原因でスティーブンス•ジョンソン症候群にかかったという報告がありました。

とにかく、添加物は摂らないに越したことはないわけです。

ところが、サプリメントの製造には不可欠なものです。

ですから、安全性の高いサプリメントの製造に際しては、必要最低限な内容と量に抑え、さらに、添加物を少なくするような工夫や努力は怠るべきではありません。

飲みやすくするために、本来は不要なはずの風味や色をつけるための添加物を使ったり、製造上の効率を優先して多量の添加物が使われているのが普通です。

自分が毎日口にするサプリメントには、どんな目的で、どんな添加物が、どれくらいの量使われているのか知っておくべきだと思います。