2011.08.19
妊婦の葉酸の摂り過ぎが胎児に悪影響を及ぼす可能性について
妊婦の葉酸の摂り過ぎが、胎児に悪影響を及ぼす可能性があることから、注意を喚起する報道がありました。
この報道について、早速、何件かのお問い合わせをいただきましてので、こちらでもご説明させていただきます。
報道の内容は、葉酸を摂り過ぎた場合、自身が発熱やじんましんを起こしたり、生れた子どもがぜんそくになったりするリスクが報告されていることから、適切な時期に適切な量を摂取することが大切だとしています。
摂取時期と摂取量についての厚生労働省の推奨は以下の通りです。
◎摂取時期:妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までの間。
◎摂取量:食事から摂取する以外に(サプリメントで)1日400マイクログラム。上限は1000マイクログラム。
さて、当社のベイビー&ミーフォーウィメンは、従来、葉酸を1000マイクログラム配合しており、また、8月26日(金)に出荷がスタートするベイビー&ミーフォーウィメンVer.2では、600マイクログラムを配合しております。
従来のベイビー&ミーフォーウィメンでも1日量が厚生労働省の定める上限内の1000マイクログラムです。
当製品をご利用いただいております妊娠前、妊娠中のお客様が大勢いらっしゃることと存じますが、決して摂り過ぎではございません。
どうかご安心ください。
また、バージョンアップ後のベイビー&ミーフォーウィメンVer.2は、葉酸の1日量を600マイクログラムに減量していおりますが、これは1つには、ビタミンB群のバランスを見直したこと、もう1つは、妊娠中期以降の多量の葉酸摂取に弊害の完全な除去を目的としています。
葉酸は遺伝情報を含むDNAの複製に深く関わる栄養素です。そのため、葉酸は少なくても、多くても、遺伝子発現系には望ましくない結果を及ぼすと考えられ、今回の減量に踏み切りました。
ただし、繰り返しますが1000マイクログラムは食事以外で摂取する葉酸の上限内です。
くれぐれも正しくご理解いただきますようお願いいたします。