サプリメントの役割

お子さんを望むカップルのためのサプリメントの役割

新しい命の健全な発育のための栄養環境を整えることを目的に食事を補助することがサプリメントの役割です。

新しい命のための栄養環境とは?

お子さんを望まれるカップルにとって食事は極めて重要です。
妊娠する前から出産に至るまで、新しい命(卵子や精子、受精卵、胚、胎芽、胎児)の発育のための
栄養は100%、母親になる女性や父親になる男性に頼っているからです。

受精(妊娠)前の母親になる女性の必要な栄養素が不足したり、過剰になったりして、バランスが崩れてしまうと、妊娠するまでに時間がかかるようになったり、妊娠後に妊娠糖尿病や妊娠高血圧にかかりやすくなったり、胎児の正常な発育の妨げになるなどのリスクが高くなるだけでなく(1)、出生後に生活習慣病にかかりやすくなる(2)という研究データが蓄積されています。

新しい命の健全な成育のために必要とされるのは、たんぱく質や脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどの5大栄養素と呼ばれている栄養素です。これらに水と空気が加わり、発育をサポートするエネルギーがつくられ、胎児の身体を構成する材料になります。そして、それらの内、どれか1つでも過剰になったり、不足したりすると、正常な発育の障害となるリスクが高くなるというわけです。

これら、5大栄養素の多くは体内でつくることが出来ないため、「食事」から摂り入れる必要があります。

そのため、食事の内容次第で摂取する栄養素の過不足が生じることがあり、その結果、新しい命のための栄養環境の良し悪しが決まります。

これが、お子さんを望むカップルにとって食事が極めて重要である理由です。

妊娠や出産に必要とされる栄養素量を摂れているか?

厚生労働省の調査によりますと、30代や40代の女性は、妊娠、出産のために十分な量のビタミンやミネラルを食事から摂れているとは言い難い状況にあることがわかります。


■非妊娠時と妊娠初期の30代、40代女性のビタミンミネラル摂取状況

上のグラフは、厚労省の日本人の食事摂取基準(2015年度版)で定められた各栄養素の必要量(栄養素によっては目安量)に対して、国民健康・栄養調査(平成28年度版)30代、40代の栄養摂取平均量がどれだけ達成できているのか(充足率)を非妊娠時と妊娠初期で算出したものです。非妊娠時と妊娠時を算出したのは、妊娠時には初期、中期、後期ごとの必要量に付加量が上乗せされているからです。

これによりますと、17種類のビタミンミネラル中で、非妊娠時で10種類、妊娠初期で14種類の栄養素の平均摂取量が必要量を満たしていないことがわかります。特に、妊娠初期には、ビタミンAやビタミンB1、B2、B6、葉酸、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛は約50〜60%と低い充足率です。

このようなビタミンミネラルの摂取状況に陥っている原因として、調理済み食品を食べる頻度が増えたこと(3)、朝食を抜く人(4)や栄養バランスの偏った食事をする人(5)が増えたことなど、現代に特有の食事形態が考えられます。

サプリメントで効率的に栄養補充し、食事を補完するという方法がある

お子さんを望むカップルは、妊娠、出産にふさわしい栄養環境を整えることがとても大切です。
そのためには、バランスのよい食事を心がけ、その上で妊娠出産に必須のビタミンやミネラルの不足を
予防すべく、サプリメントを活用し、効率的に栄養補充するという選択肢があります。

昨今の晩婚化に伴い、女性の妊娠、出産年齢も高齢化しています。そのため、栄養バランスの崩れによるマイナスの影響に対する抵抗力も低下していると考えざるを得ません。

そのため、妊娠を計画しているカップルは、健全な妊娠、出産のためには、食習慣を改善することが大切になります。具体的には、新鮮な食材を調理し、朝、昼、夜に、主食、主菜、副菜を揃え、1日1回は乳製品や果物を食べるように心掛けることです。

ところが、現実問題として食生活を改善することが難しかったり、時間がかかったりする場合、サプリメントを活用することによって効率的に栄養を補充するという方法があります。

妊娠出産に必須の微量栄養素の不足を予防するために食事を補完することがサプリメントの役割と言えます。

文献)
1)Hum Reprod Update 2010; 16: 80.
2)Prog Biopys Mol Biol 2011; 106: 272.
3)総務省統計局:家計調査(全国・二人以上世帯)農林水産省食料消費構造の変化
4)厚生労働省:平成28年国民健康・栄養調査結果 第2章 3. 朝食の欠食に関する状況
5)厚生労働省:平成27年国民健康・栄養調査結果 第1部1 栄養バランスのとれた食事を食べている状況

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