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ヘム鉄の原料について

2015.08.31

ヘム鉄の原料について

「鉄」は妊娠や妊娠の継続、出産に不可欠なミネラルの1つであるにもかかわらず、不足しやすいことでも知られています。日本人女性の約半分の女性が不足していると言われています。また、妊娠後は赤ちゃんのために必要量が急増するため、妊娠に備えた量となると、約70%の女性がそのレベルに達していないとの報告もあります。
BABY&MEでは、鉄分補充用サプリメントの原料に「ヘム鉄」を採用しています。医薬品等に使われている非ヘム鉄に比べて、胃腸にやさしく、吸収率が高いからです。その原料として、従来、不溶性ヘム鉄を使用しておりましたが、この度、原料メーカーが不溶性ヘム鉄から水溶性ヘム鉄に変更したことから、BABY&ME「ヘム鉄」の原料が水溶性ヘム鉄に変わりました。
ヘム鉄中の鉄分の濃度は従来と同じ「2%」ですので、カプセル重量に変更ありません。色も黒ですので、見た目にもなんら変わりありません。
ただ、性能として吸収率は不溶性ヘム鉄と水溶性ヘム鉄は同等とされていますが、水溶性ヘム鉄のほうが優れているとの報告もあります。
あと、ヘム鉄の特長としては、胃腸にやさしいとか吸収率に優れているということはよく知られているかと思いますが、「過剰な摂取にならない」こともとても安心できる特長と言えます。
鉄分は不足すると貧血を招いたり、さまざまな不定愁訴に悩まされたりしますが、反対に過剰になると、今度は活性酸素の発生源になり、酸化ストレスを増大します。要するに、不足しても、過剰になっても、よくないというわけです。
そのため、不足しやすいからといって、どんどん補充すればよいというわけでもないのです。
その点、非ヘム鉄で補充する場合、吸収にブレーキがかからないので、過剰になるリスクが伴いますが、ヘム鉄は細胞中の鉄分が充足していると吸収されなくなり、決して、過剰になることはありません。
このこともヘム鉄の大きな長所の1つです。

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